大阪聖アンデレ教会

 イエスの十字架と復活について

                                                       メッセージ ・・・・ 大阪聖アンデレ教会 牧師 ペテロ 竹林 徑一



 教会にとって、一年で一番大切な日曜日である復活日(イースター)が、今年は4月24日(日)にやって来ます。

 イースターに備えをするのが、今の季節です。教会で自分を見つめ直し、「心の平安」を考えてみませんか。

          「イエスは、わたしたちの罪のために死に渡され、 わたしたちが義とされるために復活させられたのです。」

                                                         (新約聖書・ローマの信徒への手紙 第4章25節)

 分厚い聖書の一番はじめに、「創世記」という本があります。そこに登場する人の中で、特に有名なのがアブラハムという人です。同族のうちで才覚・人望があり、神さまの覚えもよかったのですが、子供に恵まれないままで高齢化し99歳、妻サラは90歳の夫婦でした。体の衰えを自覚して、死んだのと同じだと認める反面、彼の神への信仰は強く、希望する手がかりがないときにも、常に神の約束に望みを持ち続ける人でした。

 ある晩、アブラハムは神さまの呼び出しを受け、「お前にこれから与えられる子供が後を継ぎ、その子孫は大いに栄える」と一方的に宣言されました。そして、彼は神さまが約束したことを実現させる力もお持ちの方だと確信して、素直に従いました。神の力が目に見える前に、神の言葉を、約束を堅く信仰したのです。そして、約束は実現していきました。さらに彼は神さまから「義と認められました」、つまり、罪を帳消しにして「罪の無い者」と宣言されるようになりました。

 別に彼の日頃のおこないが良かったからでもなく、ハイと信じ続けただけです。なぜなら、神さま自身がそのように約束なさったので、それだけを頼りにしたのです。

 1世紀中ごろに活躍したパウロという伝道者は、これはアブラハムだけのことではない、我々誰にでも通じる、あてはまることで、「わたしたちの主イエスを死者の中から復活させた方(それが神さまです)を信じれば、わたしたちも義と認められます」と言っています。

 私たちキリスト教の教会は、今年の場合、4月9日(水)から4月23日(土)まで、大斎節(たいさいせつ)というシーズンに入って、礼拝をおこないます。 4月24日(日)のイエスが復活したことをお祝いする「復活日・イースター」を迎えるための、特別な期間として大事にしています。
  紫色で期節を表わし、イエスの十字架に心を向けることに努めるのがテーマです。なぜならば、イエスが十字架につけられ、苦しんで死なれたことと、復活して生きて私たちを導いていてくださると信じることが、「義と認められる」ことになるからです。

 礼拝をごいっしょにささげ、希望をもって復活日を迎えませんか。あなたがお見えになるのをお待ちしています。